エコツアー
山陽小野田・防府の巻
令和6年12月12日衛生部恒例のエコツアー
まず午前中の見学は、山陽小野田歴史民俗資料館。
担当の人が来られ、小野田のセメント会社が出来た頃を語った。
早速質問が来た。
「セメント会社が出来た理由は?」
‥一瞬静かになった。
誰も答えない。
答えはシンプルだった。
「木は燃えるから」「セメントは燃えないから」
また、質問が来た。
「なぜここにセメント会社を作ったのか」
また一瞬静かになった。
誰も答えない。
答えは簡単。
「土地が安かったから」
なぁーんだと皆思ったことでしょう。
小野田にセメント工場ができ萩藩から笠井順八という方が初代社長になり、笠井家は四代社長を務めた。
鉄道が引かれて小野田の町は財が潤い益々栄えた。
先人達が営み築いた文化と歴史、小野田の町の発展を築く礎となったと聞いた。約一時間半見学。
午後からはマツダ自動車工場を見学へ。
工場に入るとまず目にしたのが巨大な鉄板で出来たコイル。
高さ1.8メートル、重さ33トン。
見学コースは囲いがされていて時折ガラス張りがあり、案内する人の説明を聞きながら作業を覗く。
作業のほとんどがロボットで、車はラインで流れ、赤ランプが鳴った時黄色の帽子を被った人が駆けつけて加勢する。
2つの大きな工場を約2時間見学。
帰りは車中でビンゴゲームをして、楽しい一日でした。
元気で来年も行きましょう。